切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ひな祭りグリーティングカード②

「待春の心が先に歩きをり」(稲畑汀子

まだ、うちの沈丁花の蕾は固く閉じられたままですが、昨日のスーパーの調味料売り場には一棚新たなコーナーが登場です。きざら、みりん、醤油、酒、実山椒、黄金糖飴。さてこれでいよいよだなっと思うのは神戸っ子でしょうかしら。少し気が早いように思うのですが、いかなごの解禁も近づいているようです。毎年のことながら、うちの近所には沈丁花の香りをかき消すのは甘辛いくぎ煮が炊ける匂いです。

「待春の鉤のゆるみし帽子掛け」(風間史子)

隣の空き地はまだまだ枯野ですが、余りに枯れた葉がみすぼらしいしので新芽が映えるようにと、ごっそりと剝ぎ取りましたら、45リットルゴミ袋が4個。久しぶりに左手首がジンジン痛くなり、何事も片手作業。その不自由さは心を乱します。たかが片手如きでと、情ないですね。

「待春や日々大切に夫と居る」(西美和子)

近所の方なのでしょうが、何処の方とも名も知らぬ老いた夫婦が寄り添うように散歩されるのを見かけます。いつまでも、続くものでなく、誰もが避けられない事ではあるのでしょうが、「いつまでもいつまでも」と心中でご無事を祈ってしまいます。まだまだ、使える身体に感謝です。

 

銀の散らし色紙で雛と燈明と菱餅飾りを切取り、組木柄切り絵に貼ってみました。男雛は左でしたか、右でしたか、ヤヤコシイですね。京都は、向かって右がお殿様、関東が、左がお殿様なのだそうです。

 

 

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Janvier prend la neige pour châle ;

Février fait glisser nos pas ;

Mars de ses doigts de soleil pâle,

Jette des grêl ons aux lilas