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切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

またビュフェ①ー楽器

「薔薇の芽がああだこうだと赤い息」(木戸渥子)

朝方、外に出てみると路面が濡れているのを見て、昨夜の雨を知りました。庭に目をやると、「あれ、今頃咲く赤い花なんてあったかしら」と。雨に濡れ一層映えるのにそそられ近づけば、薔薇の新芽です。

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「薔薇芽吹く怠惰の刻のあるもよし」(布川直幸)

薔薇スペシャリストに見られたら、さぞや怒られるような剪定をネグレクトされた株です。それでも、この時期になるとぐいぐいと新芽が出ます。しかし、怠慢のしっぺ返しは裏切ることなく訪れ、滅多に花が咲ききりません。

「薔薇の芽や胸の奥処の炎立つ」(後藤真由美)

ヒステリーという語を最近聞かなくなったように思うのですが、これもセクハラ禁句奨励に即しているのでしょうか。昔は女性の代名詞だったのか、どこにでもヒステリックな女性がゴロゴロ居たような気がします。最近は、更年期障害も男女同等扱いされますから、ヒステリーは男性、特に高齢者によくみられる現象でしょうか。私の母ははこの典型女性でしたが、最近自分にもその症状が出るようになり、少し母の心の中が見えて来ます。薔薇の棘とは言わないものの、あの棘にも訳があるのでしょうね。

「薔薇の芽の真実しゃく赫し迷ふとき」(名取すみ子)

 

ビュフェ好きの人へと、少し切ってみました。額はフランイングタイガーで買いました。ガラス製で、横の取っ手を引き上げると開き、中に写真などを挟むことが出来ます。サイズは10センチ角ぐらいですが、ちょっとおしゃれな感じで気に入ってます。

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“C’est si rare maintenant quand une femme a du tempérament, que quand une femme en a, on dit que c’est de l’hystérie.”