切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

塗り絵の「鯉と蓮」から③

「一樹ただうすももいろに花杏子」(新実貞子)

今日は彼岸。よく言う暑さ寒さも彼岸までと、まさに今日は18度とか。桜の開花も早まり25日が23日になったとか聞かれますが、まだ蕾は固く閉ざされたまま。そんな街路沿いを昨日散策していますと、一本人の足を留める木が現れました。

「杏咲きはるかなるもの呼びさます」(川上恵子)

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皆、近づいて何の木かと歩み寄ると、何と親切な住人でしょうか。樹の幹に札がありました。「あんずです」と。

そういえば、実家の裏庭にも一本ありました。杏子ジャムにした覚えがありますが、さて今は伐採されてしまったでしょうか。

「梅の花追ひて杏の咲きにけり」(原田敦子)

梅と桜の隙間を埋めるように、春へのバトンリレーをしているようです。

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 “Une bouchée du fruit d'immortalité vaut mieux qu'une indigestion d'abricots.”