切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

塗り絵の「鯉と蓮」から④

「寄り添ふて一本づつの土筆ん坊」(熊谷みどり)

土手にも路地裏にも見つけられなかった春告げの土筆をひょんなところで見つけました。駅前のロータリーの街路樹の植え込みの隙間でした。

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「売れ残る方寸の地に土筆伸ぶ」(岸はじめ)

関東の春は少し早いのでしょうか。さて、神戸に帰りますが、隣の空き地にはカラスノエンドウは咲きだしているでしょうかしら。

「つくしんぼう根っ子の方に笑い声」(北原武己)

新宿御苑には必ず出向いて、落羽松の様子を見るのが習慣になってしまっていますが、今回はまだ枯れ木のままかしらと思えば、枝にはよく見ると土筆の先のような新芽がチクチク出ていました。

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「大木の芽ぶかんとするしづかなり」(長谷川素逝)

今日の気温は10度にもならない雨だとか。また桜の蕾も閉じてしまうでしょうか。

 

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“Les yeux seuls sont encore capables de pousser un cri.”