切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

陰影の演習①ピエロ

「花びらに花びらの影ポピー揺る」(伊藤知子)

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「散り際は風もたのまずけしの花」(其角)

芥子の花びらはシルクのように透けるように薄く、押し花にすると綺麗な蒲色が薄紫になります。カラスノエンドウの花も濃い赤紫色ですが、これも薄紫になります。

「生きてゐるばかりで我とけしの花」(一茶)

久坂部羊の「老乱」が図書館の予約待ちでしたが漸く順番が廻って来まして読みました。久坂部氏は医師として接しられた患者さんにお父様の介護などの経験がベースになっているのでしょうが、認知症を患う側とその身内の側とが交互に思いを発露するという手法で進めらた貴重な体験小説だと思います。読み進むうちに父親認知症側の立場の言動が気になって仕方がなくなります。そうして息子とその嫁との言動の中に「結局は、父親の事を気にかけ、良くなるように気を配っているようでいて、自分の事しか考えていないんだよ」というのが何度か出て来ます。確かに身内の認知症が進行するのを見守っていると、進行が少しでも遅れるように、改善されるようにとか必死で歯止め策を練るものですが、それでは置き去りにされるのは本人なのですね。相手の立場には究極なれないのでしょうが、寄り添う事から、始めないといけないのだと今更に今更に思い知るばかりです。相手の気持ちをどんなに察しても相手にはなりきれないし、なる必要もないのでしょうが、自分の気持ちの浮き沈みだけには責任が持てるのですから、その起因を考えるうちに相手の中身がそこにあるのかもしれないのでしょうね。また時間が立てば読み返さないといけない作品です。

 

黒の濃淡二色で似顔絵を素晴らしい切り絵にされておらる方のインスタグラムの作品に感動していたのですが、思い切ってどんなやり方をされているのか尋ねてみましたら教えて下さいました。どうやって下絵に凸で切り落としたパーツ゚を貼り合わせていくのかと思いましたら、切り落とした凹面を白い紙の上に置いてそこに凸のパ0ツ゚をパズルをはめるように貼り合わせるのだそうです。何という発想の転換でしょうか。脱帽です。

手始めに簡単な絵から始めました。

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La justice n’est pas une vertu comme une autre. Elle est l’horizon de toutes et la loi de leur coexistence. Toute vertu la suppose ; toute humanité la requiert.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思っているようだけど、て、自分の