切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

重ね切り絵ームーミン

胡蝶蘭花みな蝶やわれに舞ふ」(山口青邨

漸く、二年越しのうちの胡蝶蘭が咲きだしました。二年前の銀杏が舞う頃に百円で買い求めた苗が去年は一枝、今年は少し分岐して花数も増えましたが、冬場に葉が萎れたりして植え替えなどしたものですから、出遅れました。蝶が舞うとまはいきませんが、手塩にかけた分可愛いものです。

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胡蝶蘭いささかの怨なしとせず」(神尾季羊)

さあ、どうでそうね。今朝の「折々のことば」

「実に、射られるということがどんな意味か、私は今こそ知ったのである」

矢の気持ちなど微塵も想えないのも、一途に的を射る思いばかりが先行する所為でしょうが、ふと、先日の「フランケンシュタインの恋」のフレーズが思い出されます。花も同じく、見たさばかりが先行。神の存在も、我が身の頼みばかりが先行。思われ、望まれ、頼まれた側は堪ったものではないのでしょうね。

 

以前、リバティーの柄の切り絵下絵を型にして、カラースプレーで抜き取りした絵柄を背景にムーミンを散らしてみました。

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La flèche au centre de la cible, le résultat extérieur (l’arcte de tirer) n’est d’ailleurs pas ce qui compte.(Eugen Herrigel)