切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

安らぐムーミン一家の依頼より②

「雲摑み天へ天へと凌霄花」(湯澤正枝)

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鮮やかなオレンジ色の凌霄(のうぜん)の花は、日本には豊臣秀吉朝鮮半島から持ち帰ったといわれている中国原産の蔓性の植物です。「霄」という字は空を意味し、空を凌(しの)ぐほど伸びるという途方もない名を持っているのだそうです。

「枷(かせ)もなし縦横無尽凌霄花」(藤田深泉)

登り詰める支柱が見当たらないと、壁に根を吸盤のように張り巡らせて登っていく。その勢いは家の壁を食い殺し兼ねない。隣のおばあさんが異色の薄桃色の苗を見つけられて植えられたのはもう数年前の事。壁を傷める事が気になり出し、根本から切られるのですが、そんな事では息絶えないのがこの植物。最近おばあさんは足腰が弱り、庭にも出られず、気付いていないのでしょうね。「また今年も壁を這いあがっていますよ」と言いたいところですが・・・

「むかし吾を縛りし男の子凌霄花」(中村英子)

たわいない悪戯ながら、その執拗な見せしめと、凌霄花の樹への絡まりが重なりますね。私はさすがに是だけは植えませんよ。

 

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高幡不動山では、沢山青紅葉と紫陽花の写メを撮ったのですが、結局その画像は使わず、紫陽花だけの画像を切り、青紅葉は緑系の和紙を何種類もカットして重ねることにしました。ムーミンは黒のケント紙だけを貼ったのでは、ピンボケになるので、セロファン紙を貼りました。こういう時のやり方は、先ず周囲を残して中を切り取ってから、セロファン紙を貼り、周囲を黒のケント紙と一緒に切り落とします。これはいろんなことに利用されるやり方になりそうです。

Campsis grandiflora, parfois appelée Bignone de Chine (en raison de son ancien nom Bignonia grandiflora) est une liane grimpante de la famille des bignoniacées originaire du Japon et de Chine.