切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

夏風情ー団扇向蓮

「真夜覚めて軒打つ喜雨の心地よき」(中田きみ江)

梅雨明けでからの方が雲の色がくすんでいる日が多いように思いますが、雨にはならず湿度だけが増しているようです。今日は早朝にバケツをひっくり返したような勢いの雨。慌てて窓を閉めにかかり、またもや寝不足。

「万物の待ちいる喜雨でありにけり」(池末あけみ)

喜ぶ雨。慈雨ともいうのだそうですが、農業国日本ならではの季語です。日照り続きで、草木は萎れ田は干からびますと、実家では、池の底だまりの水を吸い上げて夏野菜に施していましたが、その苦労も知らず、当たり前のように夏はトマトに西瓜をがぶがぶと食していました。恵みの雨と共に、両親の汗に感謝です。

 

団扇シリーズもこれにて御終いにしようと思います。これも凹切りにしたので、余り見栄えがよくありません。背景を切り落とすべきでした。そろそろ八月にもなりますと、9月の明石フリマ三日間に向けて備蓄にかからないといけないのですが、汗が落ちては台無し。皆さんハチマキしてやられているのでしょうかしらね。

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J'avais toujours pensé que la folie est quelque chose de sombre et d'amer,mais elle peut être comme une pluie bienfaisante si on s'y abandonne.