切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ステンドグラス風ー笹百合

「暗く暑く大群衆と花火待つ」(西東三鬼)

今夜は「みなとこうべ海上花火大会」だそうですが、人込みに揉まれるのが苦手で一度も出向いた事がないです。今はテレビで生中継などをしてくれるので、涼しくのんびり寝そべり、見られこれに勝るものなしと。先日も長岡の花火を堪能いたしました。それにしても花火師さんの苦労を思うと、三尺玉などが上がるとついつい手を合わせて拝みたくなりますね。暑い暗がりの中、防火服を身にまとい、煙と火の粉と爆音の中、作り上げた花火が打ち上げる前に引火しないように、落ちてきた火の粉を必死で消すのだそうです。きっと、手足には火ぶくれの後だらけなのでしょうね。ご苦労様。

「遠花火この家を出し姉妹」(阿波野青畝)

うちの家からでも、風向きで「ポンポン」という音が聞こえてきますので、それで慌てて南の窓辺を覗いてみますが、余程高く上がったのでしか見えません。そんな遠くの音を聞いていますと、確かにその界隈におられるおばあちゃんの消息に思いがいくものですね。暑い夏、何とか涼しく過ごされている事を祈るばかりです。

 

花火は漆黒の闇に色とりどりに散る火花ですから、実に切絵向きなのでしょうが、中々手掛ける機を逸し続けています。中々いい写メが撮れないのが問題です。柴田是真シリーズも何度か繰り返ししていますが、いつも途中で邪魔が入り、切るだけ切ってファイルした作品が貯まるばかりです。色付けはやはり手間で心の余裕が要ります。

f:id:masasarah:20170805123832j:plain

Je voudrais être un feu d'artifice pour éclater aux yeux de Dieu.