「数珠玉のまだ実の入らぬ青さかな」(海老沢貴美)
近所の川は長い事工事をしていて防音シートが貼られたままでしたが、綺麗に石垣が整備され川床も石畳が敷かれ美しくなりました。それでも雑草は隙あらばと生えるものなのですね。ふと見下ろしてみましたら立派な数珠玉の並木が出来上がっています。
「数珠玉にことし川原の肥えにけり」(辺見京子)
心配されていました大曲の花火は決行されるのだそうです。二日前のニュースでは雄物川の増水で河川敷は浸水して、設定されていた桟敷席は水につかり仮設トイレは倒れてしまているとのことでしたが、大仙市職員や実行委員メンバーの底力。一週間程前の立川の花火は雨音のする中で打ち上げられた花火は炸裂した後雨に消されていくのか、華やかに火花が色とりどりに広がることもなく、勿体ないなあっと思ってしまいましたが、好天を祈るばかりですね。BSで7時前からライブ放送だとか。今年はテレビですが、毎週末のように花火鑑賞です。
「数珠玉を握れば軽き音のして」(中野喜久枝)
昔は、何をあんなにまで根を詰めて採っていたのか、よく日が暮れるのも忘れて数珠玉を毟っていたような気がします。何に使うわけでもないのに、大粒の艶のある濃い鼠色の玉を見つけると、まるで宝石を見つけたような気分だったのでしょうか。結局は捨てきれないで、机の引き出しの隅で埃カスにまみれてしまうのでした。懲りないのでしょうか、無償に、橋の階段を下りて採りたくなりますが、大人としての自制心を何とかキープしていますよ。
ダイソーに可愛いLEDキャンドルが売っていたので、ミーの画像と空いた隙間用にはアレンジした画像を切絵にして貼ってみました。
Coix lacryma-jobi, l’Herbe à chapelets, Larmille ou, Larme-de-Job, est une espèce de Poaceae(Graminées) des lieux humides originaire d'Asie du Sud-Est1. Elle doit son nom de Larme-de-Job à la forme de ses graines qui rappelle celle des larmes.