切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

頼まれてー中村佑介鳥かご

「秋晴れのひと日ですまぬ庭手入れ」(伊藤トキノ)

真っ青の空でどこからか運動会の太鼓の音がします。「青空高く澄み渡り今日は楽しい運動会」などと、つい小学校の運動会の歌口ずさんでしまっている自分が居ます。意外にも忘れないものなのですね。そんな好天気なのにも拘わらず隣の空き地の草引きは頓挫したままです。庭もそろそろ夏野菜の残骸を片付けねばと思いつつ、昨日に続きまたしても大発見。

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「蜘蛛の囲に大き秋晴ひっかかり」(神臓器)

ブロック塀からちらりと見えた物体。側溝の蜘蛛の巣をかき分けて写メを撮ってみました。この際だからと下部の方のを収穫。測定しましたら、何と3.6キロ。よくぞ細い茎に耐えてぶら下がっていたものです。

「秋晴れの空気を写生せよという」(沢木欣一)

棟方志功のことばに「空気が写生できなれば駄目だ」というのがあるそうですが、それを意識し、何事にも通し、それに対すらう挑戦のような句となるのでしょうか。サンテグジュペリの星の王子様にもありましたね。

"On ne voit bien qu'avec le coeur.  L'essentiel est invisible pour les yeux."

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ

さて、新党旋風の中で残党現職の心象風景はどのように描けるのでしょうかしら?物々しくなって参りました。

 

中村佑介氏の作品には不思議な構図があります。これでは、切絵特有の黒縁取りを無くして、和紙の中からなるべく似た色を探して、それぞれ区切って切り取り下敷きになるものから順々に貼り重ねていきました。

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“Connaître, ce n'est point démontrer, ni expliquer. C'est accéder à la vision.”(Antoine de Saint-Exupéry)

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