切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

型染久しぶりー半幅テーブルセンター緑

狛犬を木の実一つがまた打ちて」(野田ゆたか)

秋の風に吹かれてぽつりと落ちる木の実なら風情があるのでしょうが、先週に引き続いて10月も終わりというのに、またもや週末に台風の襲来です。先週の台風一過の後の公園の道すがらです。まだ青い団栗が落とされていました。

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「老夫婦口数絶へて木の実音」(南野静季)

木の実の落ちる音が響くような静謐とした秋ならいいのですが、隣家の空き家は手入れに来る人もなく、しぶとく屋根に一箇所留め具が外れぬまま、波板がひらりと舞い上がってはパタリと沈むを繰り返し、人工音までもをかき消して行きます。少子高齢化は深刻で所有者不明の家屋は増えるばかり。所有者の権利があるだけに下手に行政が介入することも出来ないながら、先日の明石の火事原因はどうだったのでしょうね。防災の妨げになっていることは歪めないだけに、何とか踏み込んで頂きたいものですね。

「時計屋の主人死にしや木の実雨」(高橋順子(車谷長吉妻))

 

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大島の縞模様に重なるようにして型染をしてみました。大島は生地がしっかりしているので少し縁を残して縫い合わせました。

Les nouvelles sont comme les feuilles d’automne.  Le vent qui les porte les malmène.