切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

小作品ーミュシャ「月桂樹」色付き

「昨日よりもをとゝひよりも冬日和」(日野草城)

先日からの冷え込みが緩み、今日は真っ青の空のとなり、どこからか布団を叩く音がしてきます。

「植木屋の鋏の機嫌冬日和」(本郷智子)

近所の昔旅館であったおうちが空き家になっていましたが、ついに売れ集合住宅になるとか、手始めにと解体が始まりました。奥さんが茶道の先生でしたから庭には見事な植木が沢山植わっていましたのに、それが抜かれることもなく無残にも伐採されていきます。そうして廃材と共にトラックに押し込まれて行きます。年末には剪定された蕾の沢山ついた蝋梅を貰っていましたが、その木も恐らく切り倒されたのでしょうね。

「杭より影の細りて冬日和」(清崎敏郎)

細るのは、利便性優先され捨て置かれるのは自然のかけら。冬来たりなば春遠からじ。気が早いようですが。厳しい寒さの冬も、終わりがあるように、暗かった空き家も塗り替わり明るくなりますように。

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Si vient hiver, le printemps peut-il être loin ?

 

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