切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

パリ旅行の余韻

「卓上に手を置くさへも冷たくて」(高浜虚子

今朝はよくよく冷えますが、こんな気温だったのでしょうか。パリよりぐぐーっと空気が冷たいような気がします。飛行機の中でも日本時間なら昼間なのに寝続けて、帰宅したら夜モードになり、またしっかり眠り、今朝は何と7時まで寒くて起きられませんでした。

「街路樹に灯をきらめかす12月」(林雄次郎)

シャンゼリゼ通りというのは中央が完全に二車線の道路になっているので結局電飾が出来るのが両サイドの歩道にある街路樹となるのですね。

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その点、私達が宿泊した近辺のオスマン通りの車道はシャンゼリゼ通りに比べれば、オスマン男爵の大改革なる道路ですが、幅が狭く、それを掛けるようにも電飾がぶら下がるので賑やか。

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そうして、昨夜はラッキーにも、三宮行きのバス車中で隣の方が電話で「あれ?ルミナリエいつからだった?」と言われているのが聞こえて来ました。もう阪神大震災の復興を祈願して始まったのですから20年以上も続いているルミナリエですが、近辺に住居しながら一度も行ったことがない身。三宮で夕食を済ませようと入った店にもパンフレットが置いてあり、8日から点灯と。そう言えば「ジョンレノンの忌日」であり「開戦記念日」でしたっと思い出し、折角だからと市役所の広場まで足を延ばしました。スーツケースを宅急便で往復頼んでおいたのは、ラッキー。

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何度か、切絵でした画題ですが、パリシャンゼリゼ通りのイルミネーションも期待外れでしたが、こちらの色調の派手さには超落胆デス。パッと見た印象はパチンコ屋さんの開店記念のような色調。そうやって比較すると、経費も考慮されたかのように、街路樹に絡ませたシャンゼリゼのLEDがシックに見えます。ルミナリエも、「電気の無駄使い」っと、地元商店の人々までが言っておられるとは何とも空しい眩しさのように思えてきます。

「12月花屋は赤の花あふれ」(秋山英身)

これが何より華やいでいいのかもしれません。部屋に取り込んでいたカニシャボが帰宅したら咲き出しています。毎年、なにもしていないのに、また、一週間の主が留守も感知せずに、律儀に咲いてくれます。ただただ、ありがとうです。

 

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