切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

組木模様尽くし①

「故郷にもどる娘の二日かな」(湯澤正枝)

不思議でもないですが、俳句では「二日」を意味するのは、正月二日。以下「三日」「四日」「五日」「六日」「七日」と、すべて季語になっているのだそうです。最近では「二日」も「三日」もたいして変わりはしなくなったようですが、昔は季語になっているくらいですから、これらの日々が、それぞれに特別の表情を持っていたようです。「二日」には初荷、初湯、書き初めなどがあり、明らかに「三日」や「四日」とは違っていたようです。年始回りに出かけるのも、この日からという人が多かったのだそうです。うちでも、実家に帰るのには正月元日は許されず、二日と決まっていたでしょうか。実家では賑やかに父は手ぐすね引いて待ち居り、母は走り回って鯛を焼き、年末に届いた魚を刺身にして、お節料理をお重に何段も重ね、客間のテーブルには乗り切らないくらいの料理が並んでいたような気がします。

「二日はや漢方薬を煎じをり」(志摩陽子)

今では、こちらが歓待する方だけになり、年末からの味見だけで胃が重たくなって来ていますっと、思っていまたしたら子供が三人、嫁が二人居る友人から腸閉塞で入院したとメールが届きました。ご苦労様。きっと年末てんてこ舞いで無理したのでしょうね。「病院は暖かいし、御三度もしなくていいから、眠ってテレビに本で好き放題しまーす」と。病院が天国とは、ご同情申し上げます。

 

旅行に行くまでに、手土産にでもなるかとシコシコ切っていました作品経過報告です。

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L'an vieux est mort, vive l'an neuf ! Puisse cette nouvelle année amener plus de bien que de mal pour le monde.