切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

組木模様尽くし⑧

「しゃりしゃりと音を立ててゆく寒の風」(早崎泰江)

寝起きはゆるりとした気温だと思ったのですが、晴れ間が見えだすと、しゃりしゃりとも言いえて妙ですが、電線のなる音が室内に居ても震えて来ます。天気予報では東京は17度の春陽気だとか言っていましたが、こちら関西は縦縞ストライプの冬型です。

「読まず書かず寒の底抜け晴たまひ」(千田百里

そろそろ年賀状の返事も途絶えがち、もう来ないかしらと思えば、ますます外のポストを覗くことすらが億劫になり、パソコンの前に釘付けです。

「風呂吹にとろりと味噌の流れけり」(松瀬青々)

今日1月9日は松瀬青々の昭和12年の忌日。

ちょっとご紹介

夕立は貧しき町を洗ひ去る
女房のふところ恋ひし春の暮
山吹の水を引きたる苗代田
日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり

今夜は、高い大根ですが、とろりとあったまりたいものですね。

 

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この倍の幅にする予定でしたが、これにてとりあえず止め。

Mais plus mes relations avec lui devenaient étroites, plus je m'isolais du monde extérieur : en même temps que la chaleur de cette sphère intérieure, je partageais l'isolement glacial de son existence, totalement en marge.