切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

南国の名残⑦

「おくればせに蓬摘むや彼岸過」(正岡子規

昨日は雨模様でしたが、奮起して先日見つけた蓬の住処に主人と行ってみました。二人仲良く並んで、川沿いの石垣にへばりついて摘ませてもらいました。川は概ね東から西に向かって流れていますが、当たり前なのでしょうが、草が繁茂しているのは北面だけです。今更に太陽の恩恵を痛感です。

「摘草や一人は雲の影に入る」(薬師寺彦介)

二人の精進の良さとは申しませんが、摘んでいる間だけ雨が上がり、雲の影とはいきませんでしたが、空が泣き出す前に沢山摘めました。

「摘草の籠のいづれもかぐはしき」(池下よし子)

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早春の香りを昨日の夕餉に頂きました。籠一杯の蓬は手先が灰汁で黒墨ながらも痛んだ葉や小切れや雑草を取り除き一晩水であく抜きです。今日は先日から延びていました、義母へのお供えに蓬餅作りをしようかと。

「草を摘むもとより己が死を知らず」(鈴木真砂女

『99.9』も『アンナチュラル』も終わってしまいましたが、ドラマと言いつつも、0.1%の可能性があるかと思わされる機会が視聴率を見る限り増えていると、ついつい昨日の横浜地裁裁判員裁判の判決に頭をもたげてしまう人もいるのではないでしょうか。

今朝の「折々のことば」

「公正であれば公平でなくてもよい」

 

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L'homme ne progresse pas de l'erreur vers la vérité, mais de vérités en vérités, d'une vérité moindre à une vérité plus grande.