切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ステンドグラスに刺激を受けて:アールヌーボー蝶

「いよよ咲く百合よ歓喜の蘂放ち」(林翔)

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今年も咲きました。鉄砲百合の乱舞です。ご近所の一人暮らしの方の 玄関先です。いつも長靴に白のかっぽう着に頬被りといういで立ちの見るからに働き者さん。もうそれでも80歳は越えられておられるでしょうか。頭が下がります。

「夜のふかさの百合の香のいよいよふかく」(種田山頭火

しかし、ここまで咲き誇ると、窓を開けられるとさぞや香りだらけのお部屋になるのでしょうね。塀からみえるお座敷にはもう何年経つのか、卓袱台には相変わらずご主人の原寸大のお人形が鎮座されています。二人で香りを楽しんでおられるのでしょうかしら。

「寝不足にやや遠ざかりし百合の壺」(能村研三)

それにしても、こちらの心境は、かの句の方同様、寝不足たたられ、匂いに過剰反応気味。寝ないといけないと思いつつ、12時過ぎると目が覚めてきます。そうして昼間はうつらうつら。無呼吸症候群ではないかしら、などと午前さんを棚に上げて要らぬ心配。困ったものです。どこぞのどなたかの答弁が過りますね。

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今回の旅行でも教会のステンドグラスを沢山撮影しましたが、中々思うようには鮮明には撮れません。その細密画を何とかアレンジできないかと、模索中です。

L'amour est une rosée qui humecte à la fois les orties et les lis.