切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ステンドグラスに刺激を受けて:コロマン・モーザ⑨

「ゆふぐれの花ついてゐるトマトの実」(田中英子)

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うちのトマトに漸く実が見え出しました。これは3月に沖縄に訪れた折に買って帰ったトマトを食した後植えたものです。大きなトマトで美味しかったのですが、さてそこまでこれが大きくなるものか。

「笑ひゆきトマトの芽がきしてゐたり」(本多俊子)

ちょうど苗が伸びだしたころに留守をしていたので、ついつい放置されるまま芽がきという作業がされるまますくすく育ちすぎたため、花はわずかで葉ばかりが茂り、水ばかりを吸います。トマトは水も肥料も要らないと聞いたことがあり、軒近くに追いやっていたのですが、すぐに萎れてしまい、今田は一番水のあたるところに鎮座し肥料ももらい、機嫌が良くなるのは葉ばかりとは。今週末からまた留守をしますので、さて実はどうなりますやら。

「熟れたトマトスパッときりたし包丁研ぐ」(丹生をだまき)

さあって、帰宅しましたら大きなトマトがぶらぶらを夢想しながら、包丁の切れ味だけはスタンバイです。

「トマト切る包丁研ぐは夫の役」(稲畑廣太郎)

昨夜も結構な揺れがあり、高槻ではまだライフラインが途絶えがちだとか。叔母が茨木に住んでおり、気にはなるのですが、母が他界してから疎遠になってしまい伺い知れず、薄情ながら従妹が奮闘していることを祈るばかりです。叔母の家も思えば、新建にした折に弁天さんの花火が二階からよく見えるからと家族揃って招いて貰ったのがさて何十年前になるのか。今となっては40年以上は経つのかもしれません。阪神大震災の折には一番に自動車で応援に来てくれた夫婦でしたが、今は頼りの夫もなくなった叔母。どうか無事で元気に相変わらずの辛口を飛ばしていますように。

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“Ajouter de la tomate et de l’origan, ça devient italien ; du vin et de l’estragon, ça devient français ; du citron et de la cannelle, ça devient grec ; de la sauce de soja, ça devient chinois ; ajouter de l’ail, ça devient bon !”