切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

蚤とり侍①

「老人に時の速さの夏至来たる」(松本圭司)

今日は夏至。今年も半年が過ぎました。暑い夏が来るかと思うと、気がふさがります。つい溜息。そういえば、ため息をつくのは久しぶりのような気がします。誰でしたか、ため息をつくと幸せが逃げていくと言った人がいますが、わかっていてもと、一時本当に頻繁にため息ばかりついでいた頃があります。発する言葉を飲み込んでは、ため息となって外に吐き出されるのですから質が悪いですね。

「暮れ惑ふ空に『夏至だ』と気付きけり」(松本圭司)

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朝早くにインターフォーンが鳴り何かと慌てて出て見ましたら、切りたての紫陽花を束ねて持って来て下さった近所の方です。そうそう、今日は紫陽花の花をトイレに祀る日でした。いつもなら、硯を出して墨を擦り書くのですが、今年は手抜きで筆ペンです。

『おんくらだのう うんじゃくそわか』毎年意味も分からず書いていますが、トイレの神様今年もお世話になります。

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映画「蚤とり侍」の新聞広告のポスターが余りにいい感じでしたので切ってみることにしました。まずは主人公の「阿部寛」から。

Cœur qui soupire, n’a pas ce qu’il désire.

Il ne rit pas parce qu’il est heureux ; je dirais plutôt qu’il est heureux parce qu’il rit.