切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

団扇⑥-河骨下絵

「胸裡にも梅雨前線横たはる」(相生垣瓜人)

一体、この大雨を西日本だけでなく降らせている起因は何かと言えば、毎年のことながらの梅雨前線なのだそうですね。つい記憶に新しいのでは2017年の北九州の土石流でしょうか。漸く今しがた、雨の音が止んだように思えますが、まだまだ続くようですね。

今日は二十四節気の「小暑」『暑中見舞い』と言いたいところですが、まだ梅雨明けはここ関西地方はお預けでしょうか。ただ、この雨が上がると34度の猛暑日になるのだそうです。ジメジメも困りますが、ジリジリ暑いのはつらいですね。

「七夕の行灯を描く幽霊も」(山口青邨

四半世紀かかり、漸く首謀実行犯7人の刑が昨日施行されましたが、結局最後に至るまで、松本死刑囚からの生の言葉を聞けぬままデリートになったかと思うと、死刑という刑の意義に心引っ掛かるままとなりました。一体、7人の霊はどんな思いで彷徨い行き着く先では責め苦が待っているのでしょうか。生ある間に事実解明の声が聞きたいと、未だに後遺症で悩み続けられておられる方の無念の思いが、年月だけで消されていかぬことを祈るばかりです。

「七夕にまことの情けをたずね見よ」(正岡子規

明日は、父の17回忌の法要ですが、久しぶりの父の俳句集がぱらりと本棚から滑り落ち何か父の催促のように思え、ついつい午前中を費やして読みふけってしまいました。さて、明日皆の偲ぶ会になればと、いくつか短冊に出来たらと思っているだけで午後が終わりそうです。時間は何とも空しく見えても、裏切ることなく忠実に平等に過ぎているのですから、もうひと踏ん張りしましょうか。

f:id:masasarah:20180707134408j:plain

Plus l'âme est loin des sens, plus elle est près des cieux.