切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

団扇⑪ー瓢箪完成

「雲掴み天へ天へと凌霄花」(湯澤正枝)

7月まだ半ばだというのに、35度以上の気温が当たり前になり、今に40度が夏の気温に定着するのではないかっと。昔、ラスベガスに立ち寄った時、40度超える気温を言われてどんなに暑いのかと思いましたが、あちらは砂埃が舞うほどの、乾燥地。湿度がないとこんなに暑さも苦にならないのかと実感したものですが、モンスーン気候の日本は湿度が加算されるのか、忍耐の限界を超えるようです。ご近所のおばあさんも引きこもっておられるのか、壁を縦横無尽にはい回っているノウゼンカズラにお気づきでないようです。壁を食いつぶすっと、以前は頻繁に刈り取っておられましたが、その活力はないのでしょうね。

凌霄花の花に蝉鳴く真昼哉」(正岡子規

アブラゼミの勢いが今年はないのも、まだ考えれば夏休みも始まっていないのだから、焦り過ぎかなあっとも思っていましたが、聞くところによりますと、これも先日の豪雨の所為だとか。大雨で地中の羽化する前の蝉達が多数流されてしまったのだとか。そうなると、成虫にもならなかったわけですから、卵も産みつけられず数年先には成虫して鳴く蝉の数も激減し、静かな夏になってしまうのでしょうか。蝉は卵を地中に産めつけるのではないのですね。木の中に産みつけ、翌年羽化した幼虫は地中に潜り木の根を栄養にしてゆっくりと成長するのだそうですが、地中で7年過ごすというのはまことしやかな都市伝説の一つらしく、定かではないらしいですが、アブラゼミで3,4年なのだそうです。意外に解明されていないことの多い生物なのだとか。

凌霄花の灼土に花のおびただし」(百合山羽公)

灼土におびただしく広がるのは泥また泥。報道される画像を見るにつけ、水害の恐ろしさを痛感させられます。まだ水もひかないと、水を含んだ泥の重さは尋常ではない事と、お察しいたします。少しでも、心に涼が吹き込まれることを祈るばかりです。は

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直径が20センチほどの円に仕上がりました。通例の団扇より小ぶりになり、涼風を呼ぶ術よりも、光にかざす方が涼し気というのも...

Je voulais voir cette terre du soleil et du sable en plein été, sous la pesante chaleur, dans l'éblouissement furieux de la lumière. Tout le monde connaît la magnifique pièce de vers du grand poète Leconte de Lisle : Midi, roi des étés, épandu sur la plaine, Tombe, en nappes d'argent, des hauteurs du ciel bleu. Tout se tait. L'air flamboie et brû1e sans haleine ; La terre est assoupie en sa robe de feu. C'est le midi du désert, le midi épandu sur la mer de sable immobile et illimitée qui m'a fait quitter les bords fleuris de la Seine chantés par Mme Deshoulières, et les bains frais du matin, et l'ombre verte des bois, pour traverser les solitudes ardentes.