切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

目移りー烏瓜

「句づくりの頭回らぬ酷暑かな」(大場比奈子)

ついに、40度の声が聞こえてきました。一体どこまで、上り詰めるのかという勢い。いつになったら二重構造の高気圧は去るのでしょうか。まるで、空中にカールマイヤーの毛布が重ね着しているようですね。冷房嫌いの私も、今年はどこへ出かけるにも羽織物も持たず、素足でノースリーブ。室内では、缶コーヒーを冷凍庫でカチカチに凍らせ、ロング丈のヘアーバンドでたすき掛けにして背負っています。インターフォンがなったら焦ります。背負っているのがベイビーではなく氷とはねf*_*;;;

「あなただあれなどと母いる暑さかな」(竹内立)

昨日、またもや懸念材料発覚です。スーパーで概ね買い物すべきものをカートに投げ入れた途端、トイレに行きたくなり出かけたものの、戻りましたらカートをどこへ置いたのやら、思い出せません。焦りました。数分前の自分の行動のはずが、まるで他人の行動を推察するよう。終いには、スタッフの方が忘れ物コーナーにでも持って行かれたのかしらと、人の所為にする始末。暑さの所為ではありませんね。最近のスーパーは、一時の節電モードもどこへやら、よく冷やしてあります。まさか、「私のカート知りませんか?」とは聞けないですからね。まだ、今のところ、収納庫に同じ洗剤が並んだり、牛乳が何本も冷蔵庫に並ぶところまでは行ってはいませんが...

「のがえ得ぬ一事や瞭然炎天下」(中村草田男

先ほど、ラジオのニュースから女子高生がクラブの練習中に熱中症で病院に搬送されたと。昨日は確か畑の作業中の老人が息絶えていたと。続々と入ってくる猛暑による死亡ニュースが後を絶たないようです。マスメディアも、冷房を勧めますが、そうすればますます外気温はうなぎのぼりでしょうね。室外機の前に立つ度に、気温上昇の最大起因がここにあるのだろうとは思うのですが、そうかと言って我慢辛抱は仇になるこの酷暑。良策は、何でしょうね。皆さま、くれぐれもお気をつけくださいませ。

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知り合いから送っていただいた烏瓜の画像をアレンジして切り絵にしました。透かし和紙で色付けしました。知り合いは細密画の達人。その絵に近づければと思いましたが、実に雑な線になりました。画題行脚です。

L'été, les vieux meurent de la canicule chaude et l'hiver de la canicule froide.