切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

目移りー二匹の魚

「舗装路を渚に見立て浜おもと」(高澤良一)

隣の空地が完全に駐車場と仕上がりアスファルトが照り付け、陽炎が立ち込めているようです。今日を限りにカレンダーをめくっても、まだ次なる月は八月かと思うと、体がどこまで持ちこたえるものかと。二枚めくりたくなりますが、まだまだ暑さはこれからが本番だとは。

「身を裂きて咲く浜木綿と思いけり」(雨宮きぬよ)

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これは線路沿いの花壇に植えてありました浜木綿(浜万年青)

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うちの庭の鉢植えの苗は、今年も葉だけで幹の中からは茎は伸びてきそうにありません。残念。祖母が白浜に行った折りに気に入ってわざわざ苗を持ち帰り、実家には門塀の白壁に沿って植えていたのが、夏になるとよく咲いたものでしたが、今では、塀は取り崩されましたが、さてあの苗はどうしたのでしょうかっと、未練がましいことを毎年脳裏を過る嫌らしい小姑です。

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Julie Paschkisというアメリカのデザイナーの絵柄が気に入り、切ってみました。以前は、よく一人の作家が気に入ると、徹底的に模写切りをしたものなのですが、このタイトルの通り、最近は私のどうしようもない悪癖から脱出できなくなっています。つまり、あれもこれもと、画像を検索する度に画題が膨れ上がり収拾がつかなくなっています。高校時代に、参考書を次から次へと買い込み少しやっては、すぐに他のに気がいってしまうという最悪の状況に陥ったことがありますが、どんなに歳を重ねてもこの辟易に埋没するようです。凡人は死ぬまで凡庸なのでしょうね。おまけに小心者で、一つ画像が決まり切り出したら、次は何を切るかを決めておかないと、また気がそぞろになります。昔から、駅の改札にたどり着くはるか前から切符代金分を段取りしておかないと落ち着かないのです。9月の明石パピオス広場出品が気になるばかり、その割に手も頭もオロオロウロウロ。f*_*;;;;;

“La femme qui hésite et délibère est perdue.”

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