切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

Voysey-梟②

「柿たわわ褒めてはくれもせず」(山田六甲)

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さてもさても、ここの家の方はこの柿に気付いておられるでしょうか。鳥たちだけが喜ぶのでしょうか。もったいない、もったいない。

「里古(ふ)りて柿の木持たぬ家もなし」(松尾芭蕉

だったはずですが...

「柿たわわ飛ぶ屋根やねの黒瓦」(樫井賢一)

こんな黒瓦の家も見かけなくなりました。

「わが生家浮かぶ柿の秋となる」(村越化石)

いつでしたが、老婦人から大事そうに家の柿だよっと新聞に包んで下さいました。「柿かあ」などと内心は思っていましたら、その心中見抜かれたのか、ご婦人が一言。「捥ぎたての柿ですよ」っと。魚じゃあるまいしと思う方が多勢でしょうが、鮮度は魚に限ったことでなく、大根も牛蒡も人参、もちろん白菜、キャベツも畑から採りたては、八百屋に並んだのは雲泥の差があるのだそうです。お坊主さんは、馳走をするのには、客人が食卓に着いてから、庭の畑の大根を走って取りに行き料理するのだと、母から聞いたことがあります。もはや、庭に柿の木がない我が家では、本物の味の醍醐味のチャンスへ消え、卑しくもよそ様の塀から見える鈴なりの柿に舌なめずりするばかりです。

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この際だからと、和紙二枚に型染めようの洋紙も重ねて切り進めます。枚数が嵩みますと、カッターの刃先の滑りが悪くなり、ネジが緩みがちになります。また買い替えないといけないかもしれません。カッターも使い捨てですが...

Le plaqueminier du Japon (Diospyros kakiThunb., 1780) est un arbre de la famille des Ébénacées, genre Diospyros, originaire de Chine, principalement cultivée pour son fruit, le kaki. Il est parfois appelé figuier caque et plus rarement plaqueminier kaki.